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読みました。
夏目漱石の超有名小説「こころ」を現代的設定でコミック化したものです。
小説「こころ」自体、かなり好きな作品なので、活字ベタな私としては珍しく何回も読み返しているのですが、いやいやこのコミックも良かったです。
原作にかなり忠実で、文章をそのまま使用していることも多いのですが、それがまた良い。
原作を読んでいなくともこのコミックだけでかなり楽しめます。
(以下ネタバレなので念のため反転)
原作にもある、
『この手紙が あなたの手に 落ちるころには
私はもうこの世にはいないでしょう。』
という手紙の文面に、ヤ・ラ・レ・ターと思いました(ウッカリ涙腺弛緩)。
言葉の使い方とか、やはり夏目漱石って凄いなと思いました。近代文学の巨匠。
……コミックとして読むと、否が応にも際立ってくるのが、えーと、その、モゴモゴ…
先生(S)と友人Kの、アレです(何)。
親友同士であるはずなのに、この「こころ」のねじれは一体?ドキドキv
2人きりで海へ旅行だなんて…ドキドキv
あと、先生に魅かれていく房夫クン。
何故先生に見つめられて顔を赤らめるデスカー…ドキドキv(脳が…腐ってやがる)
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さとう偲音
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