巌窟王 第21幕「貴公子の正体」

真夜中、鑑賞していて叫びましたよえぇ叫びましたとも。

二十一幕ということは…えぇぇ…あと3話！？
最終回が楽しみなような見たくないような…

伯爵一家の宇宙船とも知らず独り乗り込み、その宇宙船の中で伯爵と対峙するダングラール。
ここで伯爵は自分の正体を明かすわけですが………

エドモン！
エドモン・ダンテス！！
あなたジョージ声だったんですかーー！？ぎゃーっぎゃーーっもう一回ぎゃーー（叫）死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ！こんなに死ぬなんて言葉を吐いたのはガングレODプレイしててクリスタル3つに囲まれた時以来ですヨクモデース！
モレル商会の船員名簿のエドモンはどちらかというとアルベールっぽい顔でもっとほんわか〜としたマッタリーノ（ようするに天然）な男性なのかと思っていたのに…漢前♪船長が亡くなるシーンで泣いてるエドモンにやられた。若ダングラールの不正をバッサリと斬るエドモンにやられた。はぁはぁはぁ…
でもあんな渋声、この宇宙に2人と居ないっしょ。声で絶対バレるはずですよと突っ込んでみたり。
とそれは置いといて、PVのナレーションにもあった「殺すほどに憎んだ友はいますか」って、最初にそれほど憎まれてしまったのはエドモンのほうで、ある意味命を奪われるよりも辛い仕打ちを受けたのかとちょっと背筋が寒くなったり。「ただお前という存在が目障りだったんだ、虫酸が走るんだよ！」というダングラールの台詞にひどく哀しくなったり。
ジョージエドモンかっこいいぜワッショイ祭を開催したい気分でイッパイなのですが伯爵があまりに不憫で（不憫王1位フランツ2位伯爵）暫く自粛（笑）。
あとは被告ヴィルフォールの裁判。カヴァルカンティが良かった。ユージェニーとのアレや先週の薔薇風呂などあってこの人大丈夫なのかと心配していましたが、決めるところは決めてくれた。生を受けてすぐ、あんなに、あんなに小さな棺に入れられて…。ゆりかごの代わりに棺を貰ったと淡々と話すカヴァがなんとも不憫で。地位も名誉も何もいらない、ただ自分を捨てた両親に復讐したかっただけという彼の憎悪のあまりの一途さに打たれました。すごく残酷なストーリーですがフランツの「憎む気持ちも人を思う気持ちから」という手紙の内容に私自身が救われてる気が。あぁあとは一瞬写った若ヴィルフォールがやっぱりかっこよかった。
さて伯爵の狙いは、あとはフェルナンただ独りですね。やっぱり彼が最後だったのか…。
それと、アルベールとバティスタンのやり取りが良かった。てかバティスタン普通に買い物帰り！？フ・フランスパン！？ぎゃー（叫）また悪い癖の妄想が…妄想が止まりませんよ！あんな風貌でパン屋に行ったのか…あとあの買い物袋には他に一体何が入ってるのか…ベルッチオに買い物メモを渡されたんだろうか。伯爵復讐お疲れ様ワインとか買ったりしてるのかしら。それかエデのために何か（妄想強制終了）
「どうして伯爵の本当の気持ちをわかってやれないんだ！？」なんてバティに掴みかかっていましたがもう、また…（笑）やはり伯爵のことは僕が一番よく知っているんだーー！ですか？ウェルカムですこの展開！フランツの一件で伯アルの関係はこれ以上進展はないのかしらと不安がよぎったりしたのですが、無垢（notアフォ/笑）アルベールの強い押しで伯爵を押し倒してしまいなさいYO！HO！（…フィジカルでなくメンタルにね、ニコっvv←いちいち注釈を付けんでヨロシイ）
そしてメルセデス。独りマルセーユでエドモンの足跡を追ってます…ふむふむ、モエの予感。回想でエドモンの父を看病してあげてるところが、てかエドパパが優しくメルセデスに諭すところに号泣。きっとエドパパは息子の無事を祈りつつも誰を恨むこともなく逝ったんじゃないかな、そう思います。思いたい。
アルベールが、伯爵が全てを失う前に言いたいことがあるって言ってましたが、伯爵自身もう自分は全てを失っていると思ってる以上何を言っても難しいですよね。最終回までに多少でも、若者同様に自分も希望を持つことが出来るのかも知れない、というようなことを伯爵が思ってくれれば。そうしたら少しは気が楽かな。別れもつらくないよ（すでに涙声）

次回予告は…なにやらフェルナンがフルブレイクしてましたね。ありゃりゃー悲惨；三白眼な伯爵（これにはあせった）も今回以上にマジカルに魅せてくれるのでしょうかー
だけどやっぱり最終回来ないで欲しい、でも見たい、あれやっぱり見たくない？